言語聴覚士による摂食嚥下障害の取り組み
『多職種で取り組む摂食嚥下障害』と題した青葉区歯科医師会主催の講演会に参加してきました.
『多職種で取り組む摂食嚥下障害』と題した青葉区歯科医師会主催の講演会に参加してきました.
本日は昭和大学藤が丘病院で行なわれた地域連携フォーラムに参加し、最新の放射線療法の講演を拝聴し、放射線治療室(リニアック)を見学してきました.CTも見ましたが、その部屋の倍くらいの所にすごい機械がありました.最新式の放射線治療器とのことです.見るからに圧倒される大きさです.
『開業歯科医に寄せられる食支援への期待』〜“看取る歯科治療”の在り方とわ?〜 との演題の青葉区歯科医師会主催の講演会に参加してきました.講師は2000年卒業の自分の息子世代の方でした.大学院を卒業後、日本で初めてできた、摂食嚥下障害を専門にした研究室に入局してこの道に邁進してきたそうです. 日本人の死亡原因の第一位は戦後長らく脳血管障害でしたが、昭和50年代中頃からガンにとってかわられたました。しかしながら、この疾患を発症する人が少なくなった訳ではなく、死亡すること無く麻痺を抱えたままで、生き延びているというお話から講演が始まりました.そういうことはこれからも、口腔神経筋機能に障害がある為、摂食嚥下障害を抱えたまま生きる為に食をしなければならない患者が多くなるということのようです。 講演では、寝たきりで在宅の患者にどうやって、口から食べ物を食べられるようにするかを奮闘する様子がうかがえました.結局は、何らかの原因で患者さんは亡くなる経過をたどることを経験しているようですが、そのくだりは感動的でもあります。やはり、命が絡むとぐっときます。 私も現在通ってくださっている患者さんが、寝たきりになったら訪問診療をしなければならないと考えていますが、今回のお話は実に具体的でためになりました。
日時:平成28年8月28日(日) 場所:青葉区医師会館会議室(あざみ野2-31-1) 内容:午後3時~午後4時 ①トリアージ説明会 講師 日本体育大学 救急医療学科 小川理郎先生 午後4時~午後5時 ②災害時のDVD紹介と医師の行動説明会 午後5時~午後5時25分 ③無線総会 午後5時30分~ ④無線懇親会
本日は青葉区医師会主催の災害時の訓練の一環としてトリアージの実際について実習が行なわれました. 限られた人的・物理的・時間的資源を最大限に活用して最大多数の傷病者に最善の医療を提供することが目的です. 訓練の中で、重症者は声高に訴えられないが、軽傷者の中には比較的大したことがないのに、わめきちらして重傷者に割くべき時間を奪われてしまうことがあるので扱いが面倒であるとのことでした.そのためのトリアージなのでしょうが、いざとなったら難しいでしょうね.心を鬼にして必要な人に必要なことができるよう冷静沈着に対処する心構えが必要なのでしょう.
本日は青葉区歯科医師会が内視鏡研修会を開催してくださったので、勉強してきました.内視鏡のお話は、摂食嚥下障害に関した講演会の中には必ずでてくる話題ですので、良い機会と思い参加して、実際に内視鏡を操作してみました.参加した歯科医師同士で鼻の中に内視鏡のファイバーを挿入し、咽頭まで到達させて、摂食時の喉頭蓋の動きを確認し合いました.お互い嚥下障害が無い健康なもの同志ということもあり、スムーズに実習は行なわれましたが、実際に嚥下障害があり、いくらか麻痺がある患者さんにやってみることを考えるともっと練習しなければと思いました. 食事中にむせがある患者さんが口から誤嚥すること無く食事ができるかどうか判断するのは命に関わる問題なので、間違いなく診断できるようになるよう熟達する必要があると思いました.そのような診断ができるためには問診だけでは不十分なので、熟練者の養成が急務とのことでした.
今年も睡眠学会に参加してきました.今年は小児睡眠時無呼吸の対応については手術的対応の是非についてシンポジウムがありましたので、興味深く拝聴してきました。ここでは、小児科や耳鼻科の先生方の話しで、歯科医の保存的対応との絡みはまったくなかったので、若干の違和感はありましたが、小児睡眠時無呼吸に対してのスタンダードの対応を聞くことができたのは、良かったです。形態と症状から分析し、どのような術式をとるかを検討するという立場は理解できますが、その前に、保存的な対応、特に生活習慣を変える試みをしたのかどうかお聞きしたかったです。休憩時間に廊下に出たら、外は炎天下で猛烈な暑さのようでしたが、学会会場は薄暗くて涼しい別世界でした.睡眠学会ですが、居眠りしないよう頑張ってきました.
昨日(2/25)は昭和大学横浜市北部病院で行なわれた、地域医療連携フォーラムに参加してきました。演題は『脳血管障害の外科手術』と『乳ガンの診断と治療』でした。脳血管の外科手術の生々しい手術方法を見せていただき、命をかけて行なっている姿には感動しました。また、乳ガンのお話には、英国では6人に1人、米国では、8人に1人が罹患していることでした。日本ではまだ、18人に1人の女性のようですが、、近年罹患患者数が増加しているようです。最近報道等で、乳ガンの検診の勧めがされていますが、これだけ多くの人が患っているいることを考えるとヒトゴトでは無い気がしました。
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