防災訓練
10月16日日曜日に青葉区の北の端に位置する美しが丘地区の美しが丘小学校で行なわれた防災訓練に、青葉区歯科医師会からの要請で参加してきました。美しが丘小学校は医療救護拠点に指定されているとのことで,緊急時用に医薬品や飲料水の備蓄がされているようです。
私の役割はアマチャ無線の資格を持っていることから、無線通信の連絡担当として現場と青葉区医師会館、青葉区保健センターの中継をすることでした。朝8時集合で,中継所の簡易アンテナを設営し、何度か無線の交信の決まり事を確認しながらテストをして準備しました。
訓練では,体育館内で行なわれた模擬患者の状態を医師会館に待機している担当者に復唱したのですが,体育館内の携帯無線の信号が数キロ離れた医師会館の無線に直接届いて中継の必要がなくなったり、雑音が入って聞き取りにくいということで中継したりという、アナログ的な不安定さにレトロな感じを受けました。
この日は時期外れの暑さのためか実際の患者さんが発生してしまい,119番で救急車を呼ぶようなことも起きました。(これは携帯電話で行なったようです)
それはそれとして、無線の面白いことは,同じ周波数にすると複数の人の交信が傍受できることです。顔は見えないのですが,遠くにいる者同志が一堂に集まって話し合っている感じです。
アマチャ無線の資格を取ってみたのは,非常災害時の連絡手段として是非必要なことだとの青葉区医師会の主導の基,青葉区歯科医師会,青葉区薬剤師会にいっしょに災害時の連絡網を構築しようと言う呼びかけに賛同したからです。実際訓練に参加した地区の方も,前回の大震災時に携帯電話が繋がらないことを経験したからか,いろいろな質問を受けました。
訓練の参加人数は地区の一般住民400名、医師会、歯科医師会、薬剤師会、消防団、区役所関係100名強で500人を優に超しました。昨年の参加者を大幅に上回ったそうです。
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