2007年10月21日 (日)

亀田一家事件

 ボクシングの世界タイトルマッチでの卑怯な反則を犯した上にぶざまな負け方で実力を露呈してしまった亀田一家が、試合前の強がりを一変してしっぽを丸めた犬のような格好になってしまっています。
 ニュースメディアが喜びそうな派手なパフォーマンスや突飛な言動は単なるハッタリだったようですが、それがニュースになると目論んだTBSはタイトルマッチの放映権を握り、視聴率を稼ごうと亀田一家の伝説を作ろうとしたのでしょう。深い考えもなくスポーツをドラマ仕立てにするような報道は、真剣に取り組んでいる選手を冒涜する恐れも有ります。
 『能ある鷹は爪を隠す』という格言もありますが、相手を威嚇してなんとかできるのは実力のない人が相手の場合だけだということを亀田一家は学習しなければなりません。それよりも、社会人としての基本の礼節をわきまえさせることが先決でしょう。

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2007年9月 3日 (月)

世界陸上大会

 世界陸上大会が終了しました。何度かテレビ観戦しましたが、日本人選手の不調と織田裕二のはしゃぎぶりが印象に残る大会でした。役者らしく盛り上げようとしているのかもしれませんが、過ぎたるは雑音でしかありません。選手の心情まで見えるように顔面がUPされる画像をじっくりみていたほうが迫力があります。選手達は大会で自分の限界を表現するために、どれほどの大変な練習を人知れず繰り返してきたのでしょうか? すごい人達です。
 先々週バンクーバーでの学会の前にカナディアンロッキーを写真を目的にドライブしてきたのですが、驚いたのは自転車であの長距離の山道をツアーしている人達の多さです。何十キロも何もない山道をひたすらペダルをこぎ続ける体力と気力の持ち主があんなに普通にいるなんて驚きです。やはり、体力勝負では西洋人には勝てない気がしました。
 走る部門の決勝に残るのはほとんど黒人であったのも印象的です。アメリカ代表が黒人であるのは昔からですが、フランスやイギリス代表も黒人が結構いるのですね。どうして、黒人は身体能力が優れているのかと考えると、身体能力が勝っていたから、人類発祥の地に留まれたからかな? 住み慣れた土地での戦いに敗れた民族が追われるように新天地を探しにアジアやヨーロッパに移住したのかもしれません。それとも、近代文明の便利な乗り物を利用することがつい最近までなかったから、身体能力が衰えなかったのか? 同じ土俵で競わなければならない日本人選手がかわいそうになります。
 

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2006年11月 8日 (水)

女子バレーボール大会

 夕食時に女子バレーボールの国際試合が行われているので、息詰まる接戦をハラハラして見ています。アカラサマな日本びいきの解説とアナウンスはやりすぎとは思いますが、やはり乗らせてしまいます。
 それにしても技術もさることながら、根性も大したものです。土壇場に追い込まれても堂々と勝負できるなんて尊敬してしまいます。こんな大舞台の代表に選ばれること自体大変な事だから、想像を絶する程の過酷な練習に耐えてきたに違いありません。たまに、練習風景の映像が放映されますが、罵声が飛び交う状況もあるようです。一つ間違えば、いじめと取れるような。
 彼女らは、自ら志願して大変な状況に入り込んでいますが、テレビで放送され人に感動を与えるテーマに、過酷な運命にもめげず、けなげに生きているドキュメンタリー番組があります。天災や、難病と格闘している状況も大変だなと思います。そんな境遇にのかかわらず、神から与えられた試練だからというようなコメントが聞かれる事もあり、それらの人達の心持ちによけい感動してしまいます。
 些細な事で悩んだり落ち込んではいけませんよね。いじめられてる学生さんもがんばってください。

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