放射線療法
本日は昭和大学藤が丘病院で行なわれた地域連携フォーラムに参加し、最新の放射線療法の講演を拝聴し、放射線治療室(リニアック)を見学してきました.CTも見ましたが、その部屋の倍くらいの所にすごい機械がありました.最新式の放射線治療器とのことです.見るからに圧倒される大きさです.
最新式ということで、患部以外の部位になるべく放射線が当たらないよう工夫されているようでした.昔、唾液が少なく、ムシ歯が多発した患者さんが、がんの治療で放射線を当てたら、唾液腺が被爆して破壊されたから、夜には口がカラカラに乾いて寝苦しいと訴えていましたが、そのようなことが無くなるのでしょうか.
ずいぶん高価な機械と思いますが、命が救われるのであれば、良いですね.ガン治療一般に、欧米に比べて日本は放射線の利用が少ないとの統計があるようで、放射線の担当医としてその現状を改善したい、放射線治療は進歩してきていて、ちまたのお医者さんの常識より治癒率が高くなっていることを世間にアッピールしたいとお話ししてました.
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