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2016年8月28日 (日)

トリアージ説明会

日時:平成28年8月28日(日) 場所:青葉区医師会館会議室(あざみ野2-31-1) 内容:午後3時~午後4時    ①トリアージ説明会                                 講師 日本体育大学 救急医療学科 小川理郎先生 午後4時~午後5時      ②災害時のDVD紹介と医師の行動説明会 午後5時~午後5時25分 ③無線総会          午後5時30分~    ④無線懇親会  

本日は青葉区医師会主催の災害時の訓練の一環としてトリアージの実際について実習が行なわれました. 限られた人的・物理的・時間的資源を最大限に活用して最大多数の傷病者に最善の医療を提供することが目的です. 訓練の中で、重症者は声高に訴えられないが、軽傷者の中には比較的大したことがないのに、わめきちらして重傷者に割くべき時間を奪われてしまうことがあるので扱いが面倒であるとのことでした.そのためのトリアージなのでしょうが、いざとなったら難しいでしょうね.心を鬼にして必要な人に必要なことができるよう冷静沈着に対処する心構えが必要なのでしょう.

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Amazing

 昨日は土曜日ということもあり、普段より多めの患者さんの予約やら、急患がありましたが、キャンセルが一件しかありませんでした。(残念ながら連絡がありませんでした)

 何の予約であれ、予約したら、よっぽどのことがない限り、約束なので、守るのが普通のことだと思いますが、結構、無断キャンセルされることに慣れてしまったので診療終了時には驚きました.
 これからも、患者さんは約束とおりに来てくださると思い、オーバーブッキングしないでお互いに時間を尊重しつつ診療していきたいと思います.

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2016年8月22日 (月)

声楽と舌位

 患者さんに鼻呼吸の大切さをお話しし、その時には舌は上顎の前歯の少し奥の口蓋部分に付けてくださいと話ししたら、幼少期から習っている声楽では、舌根を後方にやり、大きく口が開くよう教わり訓練していたとのことでした。したがって、舌は下方に置くよう指導されていたそうです。音楽一般・声楽とも無縁な生活をしてきたので、初めて聞くお話でびっくりしました。

 声楽では口から大きく息を出さなければならないので、大きく開口できるようそのような舌の位置をとるようにしているのでしょうか?
 鼻呼吸を勧める立場の私としては、困惑しました.人以外の動物は皆鼻呼吸をしているのに、人間が口呼吸をするようになったのは、言葉によるコミュニケーッションをするために口から息を出すようになったからだと考えていましたが、その究極系が声楽の考えなのかもしれないと想像しました.大きな声を出す健康法もあったり、大声で笑う健康法があったりしますので、一概に不健康な話しとは言えません。人間てほんとに複雑で、一元的には断定できないことが多いいですね.
 ちなみのその患者さんはアングル2級・過蓋咬合で長年顎関節症を患ってます.

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2016年8月 7日 (日)

内視鏡研修会

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1608072 本日は青葉区歯科医師会が内視鏡研修会を開催してくださったので、勉強してきました.内視鏡のお話は、摂食嚥下障害に関した講演会の中には必ずでてくる話題ですので、良い機会と思い参加して、実際に内視鏡を操作してみました.参加した歯科医師同士で鼻の中に内視鏡のファイバーを挿入し、咽頭まで到達させて、摂食時の喉頭蓋の動きを確認し合いました.お互い嚥下障害が無い健康なもの同志ということもあり、スムーズに実習は行なわれましたが、実際に嚥下障害があり、いくらか麻痺がある患者さんにやってみることを考えるともっと練習しなければと思いました. 食事中にむせがある患者さんが口から誤嚥すること無く食事ができるかどうか判断するのは命に関わる問題なので、間違いなく診断できるようになるよう熟達する必要があると思いました.そのような診断ができるためには問診だけでは不十分なので、熟練者の養成が急務とのことでした.

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