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2011年6月17日 (金)

権利か義務か

 広島市の松井一実市長(58)が、{援護を求める被爆者に対しては、「『くれ、くれ』じゃなくて『ありがとうございます』との気持ちを忘れないようにしてほしい」と述べたうえで、感謝を忘れている人がいる}と言ったということがネットで話題になっていました。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110617-00000468-yom-soci) 健康被害を受けた方は、国からの援助を受ける権利があって、国は被害を受けた方を救済する義務があると考えれば,市長の発言はおかしいのかな?
 救済する義務のある国自体の資金繰りが苦しくなって,増税やむなしとなりそうな事態となり、公務員の給与が減額されそうなご時世ではどうなのでしょう。
 同じような事態がまさに東日本大震災でもっと広範囲に,もっと大規模に進行しています。日本の未来はどうなるのでしょうか?誰が働いてあんだけの支出をまかなうだけの税金を納めることが出来るのでしょうか?政治家の先生方は本当に大変でしょうね。アラブのように地面から石油が沸き出す国ではないので。
 

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コメント

トオリスガリさんの意見に全面的に賛同。余すところなく全部書いてくれている。

投稿: ウンダ | 2011年6月18日 (土) 08時19分

この市長の言っていることは正しいだろうね。

人間は、ひどい目にあうのも実は自分の選択に過ぎない、ということに気がつかないといけないね。
自分の人生で起こるすべてのことが、人の所為だと思っていたとしたら、まさにそういうふうな人生、すべてが人の所為で自分が辛い目にあう人生になってしまうものだよ。

自分の人生をじつは自分で選択していることに気がつけば、すべてのことがやがて自分のためになる、自分を導いてくれていることに気がつく。

人間というものは、そういうことに早く気がつかないと、なんども人生をムダに送ることになるよ。

投稿: じいさん | 2011年6月18日 (土) 01時23分

被爆者は保護を受ける権利はあるけれど、
それを当たり前のこととして受け入れて、
感謝の心を忘れるのは人としてどうかと思います。
『してもらって当然』ではなく、
『してくれてありがとう』の姿勢が、保護を受ける人たちの
礼儀であり、また良心なのではないでしょうか?

この市長の言い方は直球すぎてキツク感じられますが、
おおむね間違ったことは言ってないです。

投稿: トオリスガリ | 2011年6月18日 (土) 00時19分

確かに、原爆被害者への保護は必要です。
しかし、一方でそれがどこから出ているお金か考えて欲しいのもまた本音。
自分は大変な状況だからといって際限なく要求されては納税者としてはたまったものではないです。
五斗米の教えを学んで欲しいものです。

投稿: 七誌 | 2011年6月17日 (金) 23時54分

市長の意見はおかしくはありません。
誰かを非難して、自分を癒す・・・
心理的にはストレス解消にはなるんですけど~やっぱ嫌ですよね。

投稿: はな吉 | 2011年6月17日 (金) 23時26分

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