くいしばりの害
先日の日曜日(5/17)に東京国際フォーラムで『咬合と力の問題をコントロールする』という演題でシンポジウムが開催されました.私がホームページで警告している『くいしばりの害(http://www.e-ndc.com/Pages/kuisibari.html)』はどのようにしたらコントロールできるのかというテーマでした.
結論は、ある程度は歯科医の治療方針でコントロールできるが、それを超えてしまうこともあり、患者さんに真剣に自覚していただき、自己暗示などで対応していただくしかないこともあるとのことでした。歯科医側でどんなに精密に人工物を仕上げたところで、睡眠中の無意識に行う歯ぎしりなどの破壊的な力をコントロールすることはできないようです。それぞれの発表はその対応策ではなく、破壊的な力のコントロールの難しさを改めて認識させるようなものだったように思います。
医療関係のテレビ番組で、卓越した知識や技量の医師を『神の手』と形容し、その特殊な治療技術が紹介されることがありますが、歯科では、この問題がある限り難しそうです。毎日、肩や顎の力の抜き方を何人もの患者さんにお話ししてますが、これから先も続けなければならないようです。
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