2017年3月20日 (月)

ブログ掲載場所移設

この度、HPのリニュウーアルに伴いブログ掲載場所を移設しました。

今後ともよろしくお願いします。
http://www.e-ndc.com/blog/blog03/

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2017年3月 5日 (日)

言語聴覚士による摂食嚥下障害の取り組み

170305『多職種で取り組む摂食嚥下障害』と題した青葉区歯科医師会主催の講演会に参加してきました.

 言語聴覚士といえば、兎唇口蓋裂の小児の発声訓練を行なう職種の方かと思っていたら、そのような仕事より、病院に勤務して摂食嚥下障害の患者さんに指導する仕事の方が多くなってきて、この職種の求人倍率は30倍程になっているとのことでした.言われてみれば、言葉の発声に関与する、咽頭・喉頭は摂食嚥下、誤嚥に密接に関係しているのでそのような勉強をしておられる職種の方が、この仕事に携わるのはもっともなことです.
高齢化の時代を迎え、段々需要が多くなる分野だとは思いますが、生きることの基本である食べることを看護されなければならない人が多くなる社会は暗い感じがしました.

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2017年3月 2日 (木)

スポーツ選手の口元

私の書いた随筆が『武道』に掲載されました.コピーで多少読みにくいですが、ご覧ください。17030121703011

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2017年2月27日 (月)

睡眠―講習会

20170227_220814今年もこの時期に行なわれる睡眠学のセミナーに参加してきました.昨年と同じ講師でして、講義の内容も同じようでしたが、一度聞いて完全に理解できている物でもなく、睡眠学一般の話しを拝聴してきました。何度も聞くうちに、自ずと自分の中で、睡眠の知識が固定されてきているような気がします.反復は力になるようです.テニスの練習と同じことか!!

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2017年2月18日 (土)

リンデ歯周病講演会

17217歯科界最高のレジェンドと言っても良いスウェーデン・イエテボリ大学名誉教授のリンデ先生の講演を拝聴してきました.講演内容は、特に目新しいことは無かったのですが、1970年頃から(私が歯科大学に入学した頃)のリンデ先生の歯周病学分野での研究を踏まえて、歯周治療法の進歩の変遷をお話ししてくださったので、自分の知識がより整理されたような気がしました.治療法に付いては色々な研究者から雑多・多様な考え方を聞くことがありますが、正統な治療法は彼の言うようなことが理論的にも裏付けられているようです.

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2017年2月12日 (日)

春の訪れ

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 毎年のことですが、今年も通勤途中の梅林がみごとに咲き誇る季節になりました.コブシの花のつぼみも大分大きくなったようです.今日は風もなく、穏やかな日差しを浴びてテニスをやってきました.天気は最高だったのですが、残念なのは、自分では納得のいかないミスを何度もしでかしてしまったことです.こんなボールが来たらこのように構えてこのよう打ったら良いと頭では理解しているつもりですが、試合中にはそんなことを考える余裕も無く、ただ飛んでくるボールに反射的に悪い癖のまま打ってしまいミスをするということを繰り返してしまいます.反省ばかりで、自己嫌悪になってしましますが、まあ、走り回れる健康体を維持できているのは良いことなのでしょう.昨年は親しい友人が亡くなってしまったり、同世代の有名人の訃報を聞くことも多くなったので、つくづくそう思います。

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2017年2月 5日 (日)

MI WORLD SYMPOSIUM

1702051 GC主催のMI WORLD SYMPOSIUMに参加してきました.海外の歯科医はアメリカの印象が強いせいか、すぐ抜いてインプラントをするというイメージだったのですが、MIという、歯を大事にする治療に取り組んでいる歯科医もいることに安心感を覚えました.プラークコントロールや、甘味制限、フッ素の利用、歯随の保存療法など、参考になるお話も多く聴講できました.

 なかでも、高齢者の補綴に、グラスファイバー繊維とCRを用いて即時にチアーサイドでブリッジを製作し永久補綴物として装着する手技には驚きました.
 手が不自由になると義歯の手入れも難しくなるので、部分床義歯よりも良いのかもしれません。
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2017年1月27日 (金)

窒息死と言葉

 よくお正月になると、お餅をノドにつまらせて窒息死する事故のニュースが報道されます.子供がミニトマトやブドウ、飴玉やマメ類をノドにつまらせて死亡する事故は日本では年間20人にもなるようです。アメリカでは、年間70人との報告も有ります.

 どうしてこのようなことが起こるのかと言えば、食物が口から入り、食道に行く通路と、空気が鼻から入り(鼻が詰まっている場合は口から)肺に入る通路が咽頭で交差しているからです。

 その咽頭部の管に食物がつまって動かなくなってしまうと、肺への空気の通り道が塞がれて窒息してしまうことになります.その窒息が5分も続けば命が危ぶまれることになります. 

 このような構造が原因で起こる問題で誤嚥もあります。これは、本来は口から入った食物は、咽頭を経て食道に入るべきなのですが、間違って肺に入ってしまうことから起きる現象です.前述したように、口からの食物も、鼻からの空気も同じ咽頭を通り振り分けられています。呼吸は四六時中しなければないのですが、食事は限られた時間なので、常に肺の入り口は開いています。ということは、食物が空気が入るべき肺に入ってしまうリスクが常に存在しているということです。では何故そんな危険な構造なのに、誤嚥事故が通常は発生しないかというと、食物が咽頭部に入ると肺の入り口にある喉頭蓋という蓋が閉じて食物が肺に入らないようにする反射機能が人には備わっているからです.その機能が老化したり、各種神経筋機構のマヒにより鈍ってしまうと、食物が咽頭に落ちてきても、喉頭蓋が閉じず肺に入ってしまうのです。これでよく起こることが誤嚥性肺炎です。

 肺炎は日本人の死亡原因の第3位であるようですが、その肺炎の多くは誤嚥が原因と言われています.誤嚥しないような取り組みも大変重要なことですが、たとえ誤嚥したとしても、口腔ケアが十分であれば、肺に入ってしまった食物の汚染度が少ないので、肺炎の発症を抑えられるとのデーターも有ります.口腔衛生に留意しましょう。

 食事と呼吸という生きて行く上で非常に重要な機能が、かなり危うい反射機構により維持されていることが不思議ですよね。そう思われるのも当然のことです.動物一般、ネコもイヌもすべてこんな危なっかしい構造にはなっていません。みな、呼吸のための気道と食物の移動経路は交差しないようになっています。進化の頂点に君臨する人間がなぜこのような構造になった理由は、肺から出た空気を口から出して種々の音を発声できるようにするためでした。コミュニケーションのツールとなる多種の言葉を使えるようにするために、生きるために根源的な呼吸機能と摂食機能をリスクに晒せることを進化の過程で選択したのだと思います.

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2017年1月12日 (木)

放射線療法

170112本日は昭和大学藤が丘病院で行なわれた地域連携フォーラムに参加し、最新の放射線療法の講演を拝聴し、放射線治療室(リニアック)を見学してきました.CTも見ましたが、その部屋の倍くらいの所にすごい機械がありました.最新式の放射線治療器とのことです.見るからに圧倒される大きさです.

 最新式ということで、患部以外の部位になるべく放射線が当たらないよう工夫されているようでした.昔、唾液が少なく、ムシ歯が多発した患者さんが、がんの治療で放射線を当てたら、唾液腺が被爆して破壊されたから、夜には口がカラカラに乾いて寝苦しいと訴えていましたが、そのようなことが無くなるのでしょうか.
 ずいぶん高価な機械と思いますが、命が救われるのであれば、良いですね.ガン治療一般に、欧米に比べて日本は放射線の利用が少ないとの統計があるようで、放射線の担当医としてその現状を改善したい、放射線治療は進歩してきていて、ちまたのお医者さんの常識より治癒率が高くなっていることを世間にアッピールしたいとお話ししてました.

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2017年1月 5日 (木)

旬の写真

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1701054  正月の日の出が、しめ縄が張ってある大きな岩と岩の間から出てくるとのネット情報で、面白い写真が撮れるかもと思い、暗いうちから、出かけてみました. 結果的には、まだ5日なのですが、遅かったようで、また、天気予報は晴天だったのですが、東の水平線上に雲があって、こんな写真しかとれませんでした.せっかく、遠いところまで行ったのに、仕方ありません.  帰りに、菜の花と富士山のコラボのポイントとの情報で、二宮の吾妻山公園に寄ってきました.ここでも、雲に邪魔されていました。朝がとてつもなく早かったので、早く帰ってゆっくりするか悩んだのですが、1時間待ってやっと山頂の雲がとれた写真が撮れました.待った甲斐がありました.

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